会員限定イベント
平成30年1月7日(日) 野鳥の観察会「カモ&猛禽類をさがそう!」
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平成30月1月7 日(日)に,友の会会員限定イベントの野鳥観察会「カモ&猛禽類をさがしに行こう!」を実施しました。観察地は千葉県成田市の北印旛沼から同じく我孫子市の手賀沼そして鳥の博物館を見学する行程で,当日1名の欠席者がありましたが39名の会員さんと動物研究室の加倉田学主任学芸主事,博物館ボランティア,スタッフとで出発しました。最初の観察地である印旛沼では,カモ類とトビなどの猛禽類を合わせて24種類,確認することができました。また観察終了時には印旛沼漁業協同組合直営のレストランで川エビのから揚げを購入し会員さんと試食会をしました。なかなか美味しいと好評でした。続いて手賀沼の野鳥観察では,オオバン,ユリカモメなど28種の鳥を観察することができました。特にオオバンやユリカモメは当館の野外では見ることができないので,たいへん興味深く観察することができました。次に我孫子市鳥の博物館の見学です。こちらの博物館では,人と鳥の共存を目指した展示に力を入れているとのことでした。手賀沼の自然と鳥たちをジオラマで再現したり,絶滅鳥の復元模型など鳥の生活と歴史を学ぶことができました。昨年の館内の野外観察会とは一味違う観察会になり,参加者もたいへん満足なご様子でした。
北印旛沼の甚兵衛公園にて,参加者は5班に分かれ,注意事項や双眼鏡の使い方の指導を受け,当館のボランティアのガイドでいざ出発です。 |
風は少しあるものの,太陽の日差しが温かく、絶好の観察日和でした。北印旛沼で早速フィールドスコープをのぞいて,歓声をあげる参加者でした。 |
続いて向かったのは,手賀沼です。鳥の博物館の友の会の方のガイドで沼の周辺を観察します。鳥だけでなく手賀沼の自然についても解説をして下さいました。 |
見つけました。カワセミです。枝から魚を捕獲するために沼の水面めがけてダイビングしていました。魚をくちばしで挟んで飲み込む様子も確認でき,参加者の皆さん大興奮でした。 |
我孫子市鳥の博物館では,学芸員さんのガイドで2班に分かれて見学しました。絶滅した鳥の復元模型や世界の鳥など,興味深いお話で参加者も熱心に聞き入っていました。 |
鳥の博物館内に展示されているディアトリマの復元模型です。あまりの大きさに圧倒されました。その他始祖鳥やドードーの復元模型など,たいへん珍しい鳥を見ることができました。 |