平成20年度 イベント報告

平成21年3月15日(日) ミュージアムフレンズデ-

友の会の創立記念イベントである「ミュージアムフレンズデー」ですが、今年は前日にオープンしたばかりの竹展特別レクチャーと竹ひごを使って風車作りに挑戦した竹細工教室、次回企画展のさきどりクイズで盛り上がりました。

風車作りは難しいところもありましたが、竹ひごを曲げていく作業の中で“竹のしなやかさ”を実感しながら、全員無事に完成させることができました。また、クイズ大会では実物の足あと化石などを目の前で見られて、みんな興奮気味!フレンズデーの名のとおり、博物館でみんなで楽しい交流の時間を過ごしました♪

 

できた風車をせーのでバンザイ 足あと化石を間近で観察
平成21年1月17日(土) 冬の星座観察会

みなさんは友の会の『雨伝説』を知っていますか?毎年2回実施している星座観察会ですが、過去5年間で星が見られた確立は30%・・・それに加えて今年は雨に好かれているので、どうなることかと心配していました。

当日は朝から晴れ、雲ひとつない空の下で観察ができました。最初に望遠鏡で金星を見ました。丸に見えると思っていた金星ですが、今は満ち欠けの途中で半月形に見えるということに驚きの声があがりました。その後冬の星座のレクチャーを聞き、いざ自分の目で観察です。今回はすばるやオリオン大星雲、二重星のアンドロメダガンマ星などを見て、星の世界のロマンにたっぷり浸ることができました。

 

観察前に星について勉強! 1/6の金星 博物館太陽の広場
平成20年12月7日(日) クリスマスレクチャー

毎年恒例の友の会のクリスマスレクチャーを行いました。第1部では菅谷館長から来年の干支「ウシ」についてのレクチャーを聞き、その後ハーモニカコンサートでは懐かしいハーモニカの音色を楽しみました。コンサート中は突然のトナカイの登場もあり、「小さな世界」や「崖の上のポニョ」みんなで大合唱しました。

2部の交流会では、いろいろな色の石の紹介の後、石絵のクリスマスカード作りに熱中しました。個性豊な素敵なカード、みんなは誰にプレゼントするのかな?

このイベントで使った友の会のクリスマスツリーは、12月25日までの間、博物館入口に登場します。みなさんぜひ博物館に来て、友の会のツリーを見てください! 

 

石絵のクリスマスカード トナカイも一緒に記念撮影
平成20年11月16日(日) サツマイモ収穫祭~自分で掘ったサツマイモ~

なんと、今年に入って3度目の雨・・・それでも実施しましたサツマイモ収穫祭!

本格的な雨でみんなが諦めかけていた畑作業ですが、レクチャーの間にあがったため、どろんこになりながらも無事に収穫することができました。今年友の会の畑に植えたサツマイモは2種類、“紅あずま”と“なると金時”です。土からサツマイモの赤い色が見えると「あった、あった」という驚きの声が、サツマイモが途中で折れてしまうと「あ~あっ」というためいきが、株ごときれいに掘れた時には「やった~」という歓声があちこちから聞こえてきました。

土にさわって自分で掘り出したサツマイモはやっぱり最高のおいしさでした。

 

イモ掘り最中は真剣! おいしそうな紅あずま
平成20年9月14日(日) お月見を楽しもう!

旧暦8月15日にあたる十五夜のこの日、友の会では会員のみなさんとお月見を楽しみました。月とススキについてのお話を聞いた後は、みんなで屋上に移動して、お月見団子を食べながらきれいな月を眺めました。朝はたくさんあった雲もイベントの時間になるとなくなり、今回は月以外にも赤い縞模様の木星やきれいに光る夏の大三角、最後には人工衛星も見つけることができ大満足でした。

旧暦9月13日にもお月見をする習慣がありますので、みなさんも10月11日の十三夜にゆったりとお月見をしてみてはいかがですか。

 

菅生沼と月 屋上でお月見中
平成20年8月23日(土) 夏の星座観察会

雨の神様に好かれている友の会。さてさて今回のお天気は?

残念ながら今回も雨・・・星座観察はできませんでした。でも事務局は負けません。参加者に「今日も雨だったけど楽しかったね」と言ってもらえるように、これからの天文見どころ情報を紹介したレクチャーや全員ビンゴになるまで続ける天文BINGO大会、そして夜の博物館探検ツアーを実施しました。実際に星座観察をしているような気分になれたり、豪華景品をゲットできたり、普段とは違う雰囲気の夜の展示室を見学できたり、みんなで楽しい夜を過ごすことができました!

 

レクチャーでがまん・・・ 大盛りあがりのBINGO大会
平成20年7月22日(月)~平成20年7月27日(日) 恐竜化石発掘地・内蒙古自治区博物館新館見学ツアー

ついに実現した友の会初の海外ツアーは、ヌオエロサウルスなどが発見されている中国の恐竜化石発掘地と、自然博物館の姉妹館である中国内蒙古自治区博物館の二ヶ所をメインにまわってきました。

砂漠では、かいた汗があっという間に蒸発してしまうような暑さで体調管理が大変でしたが、万里の長城や天安門や博物館などの観光スポットをまわり、おいしい中華料理をおなかいっぱい食べ、恐竜化石を自分で発掘するというロマンを体験し、日常とかけ離れた生活を満喫して無事帰ってきました。

 

砂漠で恐竜化石発掘中 姉妹館の前で集合!
平成20年5月31日(土) 野鳥観察in北茨城

友の会としては初めて挑戦する5月の野鳥観察会。北茨城の花園神社周辺と水沼ダムに行きました。今回の目的は幸せの青い鳥と言われるオオルリ、そして80円切手のデザインになったヤマセミです。

さてさて、目的の鳥は見られたのでしょうか・・・

朝からよく降る雨の中、花園では傘をさしながら一生懸命鳥の姿を探しました。雨だと鳥もお休みしちゃうのかな・・・と諦めていた時、頭上を一羽の鳥が飛んでいきました。急いで目で追うと、それはきれいな青色のオオルリでした。午後、水沼ダムに移動してからもやっぱり雨。30分程歩いたところで、遠くの電灯の上にいるヤマセミを発見。横顔、かっこよかったですね。

普段家にとじこもりがちな雨の日も、思い切って外に出てみると貴重な体験ができるかもしれません。

 

あっいたいたオオルリだっ 水沼ダムのヤマセミ
平成20年4月20日(日) 春植物観察会「西金砂山を歩こう」

今回は、友の会の堀内会長の案内で常陸太田市西金砂山を歩きました。

ここは手つかずの自然が残っており、たくさんの花が私たちを迎えてくれました。ネコノメソウ…ヤマネコノメソウ…ウマノアシガタ…ケキツネノボタン…ウラシマソウ…ミミガタテンナンショウ…などおもしろい名前の植物がいっぱい!今回の観察会は植物の名前の由来が度々話題になり、話を聞いた参加者からは「へぇ~」がたくさん聞こえてきました。植物を知ると共に名前の由来を知る観察会は、科学的視点と文学的視点の両方を持っていて、なかなか良かったですね。

山頂からの眺めも最高ですので、みなさんも是非登ってみてください。

 

真剣な植物観察のようす 西金砂神社の前でパチリ