平成27年4月26日（日），茨城県自然博物館セミナーハウスおよび野外施設にて，友の会会員限定イベント「葉っぱづくし－みて知って，さわって学んで，エコバッグ－」を実施しました。講師には，博物館植物研究室の小幡和男先生，小泉直孝先生，豊島文夫先生をお迎えしました。天候にも恵まれ，絶好の観察日和となりました。
午前中は，小泉先生のオリエンテーションの後，参加者の皆さんと野外に出て葉っぱの観察会をしました。木の周りに集まって木の名前，葉っぱの形，手触り，葉脈，葉柄（ようへい）の様子など，ルーペを使って詳しく“みて知って触って”みました。皆さんたいへん熱心に取り組まれていました。
午後は，採取した葉っぱを使ってエコバッグを作りました。アクリル絵の具を葉の裏側に塗り，バッグの布にペタリとはり新聞紙を載せてスリスリすると完成です。
参加者の皆さんと楽しい時間を共有することができ，スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいでした。

小泉先生から野外にある樹木の葉っぱについてお話していただきました。葉っぱの周りのギザギザは「鋸歯（きょし）」といいます。	ルーペでみるとよーくみえます。葉っぱには細かい毛がたくさん生えているのもありますね！葉っぱによってさまざまな特徴がありました。	この葉っぱ，まるくてかわいい形をしています。桂の木の葉っぱです。ハートの形にも見えますね！ホラ(^^)
午後のエコバッグ作り，その前にこの葉っぱ何でしたか？ えーと桂の葉っぱ・・・ まずは復習から始まりました。お子さんたちもよく覚えていました。	あまりにも熱中しすぎて，指先まで絵の具でカラフルになっていた方も多くみられました。時間が足りなかった，と感じた方もいたようです。	葉っぱの形も，葉脈も素敵にスタンプできました。世界にたった一つのエコバッグが完成して，皆さん嬉しそうでした。ぜひ葉っぱを身近に感じてくださいね。