平成26年7月31日（木）から8月1日（金）にかけて，茨城県土浦市・かすみがうら市にて，友の会創立20周年記念宿泊イベント「わくわく☆ドキドキ★自然とあそぼう！－昆虫観察＆湖上体験－」を実施しました。講師には，友の会の理事でもある廣瀬誠先生（茨城県環境アドバイザー）と，博物館動物研究室の中川裕喜先生，潮田好弘先生をお迎えしました。
茨城県を代表する湖の霞ヶ浦での湖上体験ツアーへの参加と，昼・夜・早朝，さらに昼にわたって昆虫観察を行いました。大人も子どもも“わくわく☆ドキドキ”いっぱいの夏の思い出になったようです。

宿泊場所でもある茨城県立中央青年の家で，昆虫を集めるしかけのバナナトラップと昆虫を傷めずに一時的に保管できる三角紙をみんなでつくりました。	昆虫採集のしかけを設置したあと，参加者の一人が大きなオニヤンマを採集！廣瀬先生に解説していただき，全員夢中で聞いていました。	夜ご飯の後，ライトトラップをしかけて観察しました。33種もの昆虫が確認でき，それぞれの昆虫を先生方がじっくり教えてくれました。
2日目，早朝昆虫観察では，しかけたトラップを確認しました。先生のお話が始まると眠さも忘れて，昆虫を見分けるポイントや名前の由来などを，わかりやすく教えていただきました。	午前中は霞ヶ浦の湖上体験ツアーに参加しました。船に乗って，水のにおいをかいだり，プランクトンの観察をしたり，心地いい風を感じながら，霞ヶ浦を知ることができました。	最後は雪入ふれあいの里公園で昆虫観察。気温が高かったにもかかわらず，35種の昆虫を確認しました。講師を含め，参加者全員が，昆虫の数だけわくわくドキドキしているようでした。