会員限定イベント

平成26年5月11日(日)8:00~16:30 植物観察会「新茨城風土記先取り山行!西金砂山を歩こう」

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日時 平成 26年5月11日(日)
8:30~16:30(荒天中止) 
※前日午後の天気予報で判断し,中止の場合はご連絡いたします。
観察地 茨城県常陸太田市 西金砂山
定 員 ●バス利用者:40名
●現地集合者:10名
※応募者多数の場合,抽選となります。
講 師 安嶋 隆 先生
自然博物館植物研究室職員
参加費 ●バス利用者(博物館集合)
 大人[高校生以上]       1,500円
 子ども             800円
 座席の必要ない幼児       100円
   ※保険料とバス代の一部として
●現地集合者
 おひとり            100円
   ※保険料として
*当日のおおまかな日程は会員のみなさまに郵送でお送りしております。お申し込み前にご確認ください。
*申込締め切り:平成26年5月3日必着*


平成26年5月11日(日),茨城県常陸太田市・西金砂山にて,友の会会員限定イベント「植物観察会 新茨城風土記先取り山行!西金砂山を歩こう」を実施しました。講師には,博物館植物研究室の小幡和男先生,鵜沢美穂子先生と,現地に安嶋隆先生(茨城生物の会・理事)をお迎えしました。久慈山地の一番南ともいえる西金砂山には,この地域を南限・北限とする植物が多く生息しており,当日もこれらをはじめとする数多くの植物を観察することができました。
また,7月12日から博物館で開催される企画展「新茨城風土記-ひとと自然のものがたり-」でもスポットを当てる場所です。この企画展で展示予定の,西金砂神社のおみこしを参加者の皆さんと一足先にみることができ,展示への期待も高まりました。




観察場所へ到着すると,さっそく講師の安嶋先生がタンポポのお話をしてくれました。身近な植物だけに,参加者の皆さんからたくさんの質問が飛び交います。


そしてコケを担当する鵜沢先生も,到着した場所でゼニゴケのお話をしてくれました。最年少・4歳の参加者も,コケの姿に興味しんしんです。


たくさんの植物を観察しながら登っていき,小幡先生から西金砂を代表する樹木を説明してもらいました。良く似た葉をひとつひとつ丁寧に観察します。


西金砂神社のふもとでお昼休憩をとった後,いよいよ山頂へ。急な階段をのぼる時だけは,周りの植物よりも足元へ目線を落とすしかありません・・。山頂ではイワヒバを観察できました!


神社の前で記念撮影。
古くから大切にされてきた茨城県内の自然に触れ,神社のおみこしを皆さんと一緒にみることができて,特別な時間を過ごすことができました。


下山するときは山道に入り一気に下りました。足取りも軽く,登るときに見た植物をみつけては復習する姿も。天候にも恵まれ,多くの植物・コケを時間をかけて観察することができました。