平成26年1月12日（日），茨城県稲敷市稲波干拓地と牛久自然観察の森にて，友の会野鳥観察会「オオヒシクイと干拓地の鳥」を実施しました。風もなく穏やかな冬晴れに恵まれ，午前中は稲波干拓地，午後は牛久自然観察の森で観察を行いました。博物館動物研究室・石田容之先生と博物館ボランティア・野鳥チームの皆さんに加え，現地の講師の先生方にじっくりとレクチャーしていただき，充実した観察会となりました。参加者同士の交流も深まり，バードウォッチングに慣れている方も，初心者の方もそれぞれに楽しめたようです。

稲波干拓地の観察ポイントへ移動中も，鳥を見つけるとすぐに観察！カワセミ，タゲリ，タシギ，ノスリなどの水辺の鳥をたくさんみることができました。	講師の江戸崎雁の郷友の会会長・茂木光雄先生。オオヒシクイの生活，性格，食べ物などさまざまな質問に丁寧に答えてくれました。ヒシクイへの愛を感じます。	江戸崎雁の郷友の会のみなさんや博物館の先生方が用意してくれたスコープをのぞくとオオヒシクイの姿を間近にみることができました！
オオヒシクイの悠々とした姿をじっくりと観察しました。また，近くの川にはオオバン，カイツブリなどもみることができ，ここで観察できた野鳥は30種類をこえました！	午後は牛久自然観察の森，ネイチャーレンジャー・木谷昌史先生の案内で植物や昆虫の冬の姿も観察することができました。子どもたちも興味津々です。	午前中にみることができなかったメジロを観察。他にもジョウビタキやエナガなどを鳴き声で聞き分けるポイントを教わり，子どもも大人もその姿を探していました。