平成25年12月8日（日），友の会会員限定イベント「クリスマスレクチャー」を実施しました。映像ホールで行われた第1部では菅谷博館長によるレクチャー「干支のおはなし　午（ウマ）」，歌手・佐々木由紀子さんとバイオリニスト・田上久美子さんによる「クリスマスコンサート」を堪能しました。セミナーハウスで行われた第2部では動物研究室の増子勝男先生による「魚とすしのおはなし」，鮒ずしと鮒の甘露煮試食会，さらにサンクロースの登場に子どもも大人も楽しんでいる様子でした。

受付で子供たちにプレゼントしたサンタさんの人形。一つ一つ博物館ボランティアさんが手作りした作品で，よく見ると表情が違います。みなさん，すぐに袋から出していました。首元に鈴がついているので揺らすと音がなります。	第1部の菅谷館長のレクチャーでは，来年の干支“ウマ”のおはなしをしていただきました。なぜ“午前・午後”に“午（うま）”という字が使われているのか，ウマのひづめのことなど色々なお話を聞くことができました。	クリスマスコンサートでは，素敵な歌声とバイオリンの響きにみんなうっとり。感動で涙を流したという方も・・。クリスマスソングメドレーでは参加者もステージに上がり，みんなで楽しく盛り上がりました。（菅谷館長も！）
第2部では増子先生に「魚とすしのおはなし」をしていただきました。すしの歴史や，なれずしの発酵の話など。魚や鮨という食べ物が私たちにとってとても身近なことがわかり，小さな子供も興味深そうに聞いていました。	おはなしの後に鮒ずしと鮒の甘露煮の試食会があり，大人でも「初めて食べた」という声や，子供が「鮒ずしがおいしかった」という声が聞こえてきました。みんなで食べるとおいしく食べられますよね。	お待ちかねのサンタクロースの登場では，大きな袋からお菓子がたくさん詰まったプレゼントを子供たち一人一人に手渡されました。嬉しそうな笑顔がこぼれる様子にサンタさんも思わずにっこり。楽しい時間を過ごしました。