会員限定イベント

2013年4月21日 植物観察会「森と奇岩の山あるき-御岩神社から日鉱記念館まで-」

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日時 平成 25年4月21日(日)
8:00~17:30(荒天中止) 
※前日午後の天気予報で判断し,中止の場合はご連絡いたします。
観察地 茨城県日立市 御岩山周辺
定 員 40名
※応募者多数の場合,抽選となります。
講 師 自然博物館植物研究室職員
参加費 ●バス利用者(博物館集合)
 大人[高校生以上]       1,500円
 子ども             800円
 座席の必要ない幼児       100円
   ※保険料とバス代の一部として
●現地集合者
 受付不可(現地集合の参加はできません)
*当日のおおまかな日程は会員のみなさまに郵送でお送りしております。お申し込み前にご確認ください。
*申込締め切り:平成24年4月5日必着*

「森と奇岩の山あるき-御岩神社から日鉱記念館まで-」の下見に行ってきました。


御岩神社の鳥居をくぐると「御岩山の三本杉」が出迎えてくれます。

かわいらしいイワウチワが咲いていました。観察会当日も花をみることができそうです。

御岩山には日立鉱山と深いかかわりがある,オオシマザクラがたくさんみられます。

岩を割ると,黄鉄鉱がみられました。

平成25年4月21日(日),あいにくのお天気の中,日立市の日鉱記念館と御岩山で友の会の植物観察会を実施しました。午前中は雨が強かったので,予定を変更して,まず日鉱記念館を見学しました。御岩山にはたくさんのオオシマザクラがみられますが,日立鉱山による煙害対策のために植えられたそうです。人々の生活と自然の関わりを知ってから御岩神社へ向かい,観察会がはじまりました。雨は止んだものの,ハイキングコースは傾斜もきつく,すべりやすくなっていましたが,参加者のみなさんと植物,コケ,奇岩と茨城の自然を満喫できました。


博物館を出発し,バスの中で先生方による観察会のレクチャー。右:小幡和男先生,左:鵜沢美穂子先生

午前中は,日鉱記念館を見学しました。日立鉱山の歴史と自然との関わりを教えていただきました。

小幡先生による植物のレクチャー。午後は小雨になり,無事に植物観察会がはじまりました。

御岩神社を代表する植物のひとつ・イワウチワが咲いていました。登山は大変でしたが,かわいらしい花をみて,一息つきました。

鵜沢先生によるコケのレクチャー。雨のため,コケの生き生きとした姿をみることができました。コスギゴケを観察中です。

「天の岩戸」とよばれる奇岩。お子さんたちは岩の間に入っていました。
天候が心配でしたが,みなさんと一緒に御岩山の自然を満喫できました。