皐月に華やぐ芝生の香りと、幻想世界よりも広大な星空を眺めるはずだった、令和7年5月17日（土）。直前にやっと降りやんだ雨が残した意地悪な雲が、星の光を遮ります。それならばと、室内でしか味わえない特別な体験を、細谷先生と高橋先生にご用意いただきました。
　細谷先生は春に観察できる星座を、見ているだけで癒される写真などで解説してくれました。高橋先生は空気で膨らませたドーム型のプラネタリウムを使って、この日見るはずだった星空を観察しました。映像であれば大人も子どもも、同じ星空を共有できます。映像を拡大していって二重星だとわかる瞬間も、子どもたちは「ほら！今わかれた！」大人より先に気づいたり、プラネタリウムならではの面白さがありました。
　外での観察会はまたしてもお預けとなってしまいましたが、参加者からは「今後夜空を見上げるのが楽しみになりました！」といった感想をもらうことができました。雲のない夜空で、それぞれのfantasiaを見られるといいですね。

　　
講師の高橋先生と細谷先生　　　細谷先生のレクチャー　　　　質問が出て盛り上がってます

　　
プラネタリウムに突入だ！　　なんて言う天体かわかるかな？　　　皐月に華やぐfantasia