会員限定イベント

平成29年8月27日(日) 土星・木星,夏の星座を見よう!

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日時 平成 29年8月27日(日)
18:15~21:00(荒天中止) 
※前日午後の天気予報で判断し,中止の場合はご連絡いたします。
観察地 茨城県自然博物館屋上
定 員 40名
※応募者多数の場合,抽選となります。
講 師 細谷 正夫先生 自然博物館 地学研究室職員 
高野 朋子先生 自然博物館 地学研究室職員
参加費  
 おひとり            100円
   ※保険料として
*当日のおおまかな日程は会員のみなさまに郵送でお送りしております。お申し込み前にご確認ください。
*申込締め切り:平成29年8月11日必着*

平成29年8月27日(日),友の会会員限定イベントよるそら観察会「土星・木星,夏の星座を見よう」を実施しました。講師は地学研究室の細谷正夫先生と同じく地学研究室の髙野朋子先生でした。当日は天候に恵まれ,土星・木星は言うまでもなく夏の大三角や夜空を移動する人工衛星も確認することができました。18:40~21:00の短い時間ではありましたが,予定どおり夏の夜空の観察と星についてのレクチャーを聞くことが出来ました。さらに細谷先生が8月21日にアメリカで皆既日食を観察したお話なども聞くことができ,観察会に花を添えて下さいました。またもうひとつ今回の星の観察会にちなんで星形のどら焼きを準備しました。帰宅されて,どら焼きを食べながら素敵な星々を思い出していただけたら幸いです。



はじめに細谷先生より,土星・木星の星の成り立ちや皆既日食について,写真を使って解説がありました。最後に観察するときの注意点があり,参加者は熱心に耳を傾けていました。

いよいよ屋上で観察開始です。暗がりを懐中電灯の光で案内されながら,最初に見るのは木星です。確認できる位置が低いため最初の観察となりました。

続いて肉眼でもきれいに見えている月です。クレーターがはっきり,大きく見えて感動でした。

次はお待ちかねの土星です。本当に星の環が見えるのかしら?と半信半疑でした。しかし望遠鏡ははっきりと土星の環を捕えていました。みなさん口々に思わず歓声をあげて・・・。とても素敵でした。


 

天頂部に望遠鏡の向きを変えました。真上にあるのは夏の大三角!デネブ,アルタイル,ベガでした。細谷先生がレーザーポインターで星を指し示すと確かに大きな三角形になっていました。

観察会を終了し映像ホールでまとめです。星についての質問コーナーでは,おとなも子どもも次々に質問の手が上がり,関心の高さがうかがえる光景でした。細谷先生が一つひとつ丁寧に回答していました。