会員限定イベント

平成29年4月9日(日) 植物観察会「博物館でお花見をしよう&お花のしおりづくり」

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平成29年4月9日(日),友の会会員限定イベント「博物館でお花見をしよう&お花のしおりづくり」を実施しました。当日は雨天だったため,日程を変更し前半はサクラのレクチャーとサクラの花の押し花を使ったしおりづくりをしました。講師は植物研究室の日向岳王主任学芸主事と同じく植物研究室の小幡和男首席学芸員でした。日向先生からはたくさんの写真を使ってサクラについてわかりやすい解説があり,その奥の深さに参加者は驚いていたようでした。後半は小雨の中傘をさし,博物館野外での観察会です。実際のサクラの花や茎をみながらのレクチャーでより一層の興味と関心を持つことが出来ました。



はじめに日向先生より,全国のサクラの花の写真を使って解説がありました。地域によってたくさんの種類があり,また特徴も異なることを理解することが出来ました。

次に先生よりサクラの花のしおりづくりの説明があり,参加者がソメイヨシノとその親のエドヒガン,オオシマザクラの押し花を台紙に配置しているところです。

お花のしおりが完成しました。決められた配置の中にもそれぞれの個性を出して,ステキな作品が出来ました。

3種のサクラの押し花を使ったしおりです。黒の台紙の上にピンクや白のサクラの花がとてもきれいです。
ソメイヨシノのルーツがわかる貴重なしおりとなりました。
また,昼食時の桜餅のプレゼントは雨天気分を一掃して,笑顔になってほおばっていました。


 

小幡先生から,ルーペの使い方の説明があり,その後サクラの花や茎を観察しました。子どもたちは実際に見たサクラの様子を大きな声で叫んで楽しんでいました。

枝垂れサクラの観察です。ソメイヨシノとはまた違った姿に感激の参加者でした。雨もあまり気にならずに実施でき,楽しい観察会となりました。